ドイツの観光で色々な街を訪れていますが、港町のハンブルクにも行ってきました。
ハンブルクはドイツの北部にあって中世から港町として栄えてきた街です。
日本の港町とは違って海沿いだけど潮風を感じる訳でもなく、海の香りはあまり感じませんでしたが、やはり魚料理が名物だったり、いかりのマークのお土産がよく目につきました。
活気の溢れる街を歩いたり、倉庫として使われてきた赤レンガ倉庫街、そしてここでも音楽家たちの博物館に行ってきました。
ミヒャエリス教会を思い切り堪能しました。
ハンブルクの駅からはだいぶ歩くのですが、街のシンボルでもあるミヒャエリス教会に行きました。
ここは約250年前に建設された、ドイツで一番大きな時計塔を持つ教会なのだそうです。観光客もたくさん訪れていました。
この時計塔は登ってみることができるということで行ってみました。今まで教会の上に登ると言えば螺旋階段だったのですが、ここはエレベーター付き!あっという間に100メートル上に到着です。
スカイツリーのエレベーターを思い出すあっという間の速さで到着しました。
街を見渡すと新しい建物と古い建物が混在していて、ビルと赤い屋根が両方見えます。
この写真の右側に有名な赤レンガ倉庫街がずっと奥の方に向かって続いているのがわかります。
海側の写真はこんな感じです。
そして、今度はこの教会の地下にも降りてみました。
地下は天井が低く、床一面はすべて墓地になっています。
教会の歴史が展示してあったりするのですが、お墓の上を歩かなくてはいけないのでちょっと罪悪感がありました。
そして、お墓参りをしたかった人物が眠っているところへ行きました。
バッハの息子のカール・フィリップ・エマヌエル・バッハのお墓です。
うっすらと文字が読めるのですが、ここに眠っています。
彼はハンブルクの5つの教会の音楽監督を務め、当時は父のJ.S.バッハよりも有名でした。鍵盤楽器の名手として知られていて、特にクラヴィーア曲で歴史的にも重要な作品をたくさん残しています。
ハンブルクには彼と、彼の務めた音楽監督の前任者であるテレマンなど街にゆかりのある人物を紹介している博物館もあります。ブラームスの生家の近くの作曲家地区という所にあるのですが、そこもまたご紹介しようと思います。
夜はオルガンコンサート
ここでオルガンのコンサートが夜に開かれることになっていたので見学の後に聴きに行きました。
入り口から先の中の写真は演奏会中は撮影禁止なので撮れず・・・
コンサートは大小2台のオルガンを使った贅沢なコンサートで、演奏者がボタン一つでオルガンを切り替えながら演奏していました。オーケストラのように様々な音色がして、とても感動しました。
中の写真を撮る機会に恵まれなかったので、友人が以前に撮った写真をお借りしました。
外観のレンガ造りとはガラッと雰囲気が違って白を基調とした流麗な造りです。
オルガンのコンサートは日本ではなかなか身近に聴けないので、こうして聴く機会があるのはとても嬉しいです。
ハンブルクは他にもブラームスや、先ほど書いたテレマン、C.P.E.バッハなどの博物館がありました。
そこも今度ご紹介したいと思います。
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