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8.7(水) カルロス・モスカルディーニ / コンサート@所沢

カルロス・モスカルディーニ、待望の来日公演が決定!

交差する文化、豊かさが生んだアルゼンチン音楽の新たな指標


 
《Carlos Moscardini Concert @埼玉、所沢》

日時:2024.8.7(水) 開場 18:00 / 開演 18:45

料金:前売 4,000円 / 当日 500円プラス ※未就学児入場不可、6歳以上は入場可

会場:所沢市民文化センターミューズ・キューブホール 埼玉県所沢市並木1丁目9−1

アクセス:西武新宿線「航空公園」駅から徒歩約10分/バス約3分

出演:カルロス・モスカルディーニ ゲスト:清水悠、森井ヒデ、秋田勇魚、清水沙也果

主催:リベルテ 後援:図書喫茶カンタカ

協力:PaPiTa MuSiCa、Echizen Guitars


チケット購入方法

・フォームから購入(銀行振込)


・チケットぴあから購入

Pコード:268936


・ミューズチケットカウンターから購入(5/6から販売、窓口販売のみ)


・チケットお問い合わせ(リベルテ)

Tel:090-9366-7859


Biography

カルロス・モスカルディーニについて


1959年、アルゼンチン・ブエノスアイレス州ロマス・デ・サモーラ出身のギタリスト・作曲家。

1991年ブエノスアイレス州のポピュラー・ミュージックのコンクールで「最良のギター・ソロイスト」賞を受賞。

1997年EPSAレーベルよりファースト・アルバム「心の命ずるままに」“El corazón manda”を発表、アルゼンチン・フォルクローレの名曲と自作を含んだこのアルバムは、巨匠フアン・ファルーを始め、多くの専門家から高い評価を受けた。

その後も「ルーツをもったブエノスアイレス」”Buenos Aires de raíz”(2005年EPSA)、「無限の地平」 “Horizonte infinito”(2009年Winter&Winterドイツ)、「場末の沈黙」 Silencio del suburbio(2012年EPSA)、「マノス」(2015年hummock label日本)などのソロ・アルバムを制作し、またアルバム「呪われしわだち」 “Maldita huella”(2008年EPSA)を共同で制作した女性歌手ルシーアナ・フリとは長く共演を続けており、またブラジルの歌手ビトル・ハミルとの共演盤「デリバブ」”Délibáb”(2010年)はブラジル国内で受賞するなど、国籍やジャンルも超えた多彩な活動を続けてきた。その他のビトル・ハミルへの参加作品「Campos Neutrais(2017)」「Foi No Mes Que Vem(2013)」。ビトル・ハミルはその他ボルヘス=ピアソラにも積極的にアプローチした作品がある。

最新作はフアン・ファルーとのデュオ作品「Juan Falu&Carlos Moscardini / Vivo En La Usina(2019年)」。


作曲面でも彼の作品は国際的に高く評価されており、内外のギタリストに数多くとりあげられ、米国やヨーロッパの課題曲としても広く採用されている。

2008年の作品「一つの夢」 Un sueñoはSADAIC(アルゼンチン著作権協会)のコンクールで第3位を受賞、2009年の「フロレンシオ・モリーナ・カンポス連作集」(モリーナ・カンポスはパンパ地方のガウチョの生活を描いたユニークな画風で知られる漫画家)は国立フアン・デ・ディオス記念アルゼンチン音楽オーケストラとの共演によって初演されており、2015年の作品「場末」(スブルビオ)はプレミオ・ナシオナル・デ・ムシカ(アルゼンチン音楽賞)で最優秀賞を受賞している。


現在ラプラタ市の「ヒラルド・ヒラルディ音楽院」、ブエノスアイレス市の「マヌエル・デ・ファリャ音楽院」で教鞭をとり、後進の指導にもあたっている。


海外での演奏活動も盛んに行っており、1999年にはタンゴのカルロス・ブオーノ楽団のメンバー/ギター・ソロイストとして2か月以上にわたる日本全国公演に参加、各地のステージでアストル・ピアソラ作品のギター・ソロ演奏を披露した。「Orquesta Carlos Buono(1999年Victor)」今回の来日はその時以来25年ぶりとなるもので、齢を重ね円熟味を増したそのギターには、タンゴやフォルクローレに代表されるアルゼンチンの音楽に蓄積されたギターの豊かな伝統を伝えるカルロス・モスカルディーニの作品と演奏を目の当たりに出来る今回の日本ツアーは非常に貴重な機会になることだろう。

(PaPiTa MuSiCa 西村秀人&谷本雅世)


Program

El corazón manda

Doña Carmen

Camino de las tropas

La queja

A los tilingos

Milonga de un entrevero

Payada de contrapunto

Despuntando el vicio

El gato

Al caer la tarde

El viejo estilo

El arreo


Nunca tuvo novio (A. Bardi)

Flores negras (F. De Caro)

La muerte del angel (A. Piazzolla)

La Juan Carreño (A. Yupanqui)

ほか

※プログラムは当日変更となる場合がございます。


参考資料

El corazon manda / Carlos Moscardini


Agua y penas / Carlos Moscardini


La queja / Carlos Moscardini


Flores negras / F. De Caro


Doña carmen / Carlos Moscardini


Manos(hummocklabel) / Carlos Moscardini


La muerte del angel / A. Piazzolla


ゲストミュージシャン

清水 悠 / Haruka Shimizu


アルゼンチンコスキン音楽祭日本代表審査会1位。

2019年、アルゼンチン最大規模の音楽フェスティバル「Festival Nacional de Folklore de Cosquín」に出演し、その様子はアルゼンチン全土に放送された。

同年、世界文化遺産 平泉 中尊寺で行われた奉納演奏「千界一音の夜 / 供養願文の詩的側面を沈黙と音楽で追想する一夜」に出演。2020年、タンゴギタリストのMirta Alvarezと日本ツアーを行い好評を博す。

Ricardo Moyano、Eduardo Baranzano、Javier Contreras、Mirta Alvarez、Facundo Rodriguez、Augusto Ayala、Fernando Silva、Beto Caletti、Irma Osno、笹久保伸、KaZZma、ほかトップクラスのミュージシャンとのコンサートやレコーディングに参加。

これまでに5作のアルバムをリリース。



 

森井 ヒデ / Hide Morii


英国トリニティ音楽大学ギター専攻卒業。

南米音楽に特化したギタリスト達に師事した事により南米音楽を主なレパートリーとする。

FTCL演奏家ディプロマを取得。

TCM室内楽コンペティションにて審査員特別賞。アルゼンチン・コスキン音楽祭日本代表審査会1位。

近年は世界最高峰のコンポーザーギタリスト、Javier Contreras(チリ)との共演や新作初演のほか、Mirta Alvarez(アルゼンチン)との共演、清水悠氏とのRio del bosque、山﨑拓郎氏とのCinematique Guitar Duoなど幅広い活動を行っている。



 

秋田 勇魚 / Isana Akita


国内主要ギターコンクールで優勝した後に、活動をフランスのパリに移す。

フランス、アルビ国際ギターコンクールにおいて優勝、イタリアのシエナキジアーナ音楽院にて2年連続最終ディプロマ取得。

台湾国際ギターコンクール審査員特別賞受賞。

2019年、日本コロムビアよりデビューアルバム 「AQUARELLE」をリリース、レコード芸術誌にて特選盤に選ばれる。

これまでNHK-FM「リサイタルノヴァ」テレビ朝日「題名のない音楽会」に出演。慶應義塾大学環境情報学部卒業。



 

清水 沙也果 / Sayaka Shimizu


武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。同大学院修士課程修了。

既存のクラシカルな作品のレパートリーにとらわれず、映画音楽、民謡、クラシックギター作品の編曲などを手掛け、好評を得ている。

2023年、自編のクラシックギター作品の演奏が評価され、ベネズエラのギターフェスティバル 第8回Guitarra Almada Encuentro Virtualに出演。

また2014年よりアレイムビラを始め、コンサート活動や、動画サイトを通してオリジナル楽曲やカバー演奏を発表するほか、2022年ギタリスト清水悠・森井英朗のギターデュオCD「Tonada Patagónica」に参加。フジテレビ系朝の情報番組「めざましテレビ」やローカルテレビに出演。さらにアコーディオン奏者としても演奏活動も行うなど幅広い音楽性を持つ。



後援・協力団体について

図書喫茶カンタカ


武蔵野の雑木林や地域を流れる柳瀬川の自然がテーマの喫茶店です。 木漏れ日に包まれたようなホッとする空間で、外食であっても家族に食べさせたいおいしい料理をお楽しみください。店内では4万冊を越えるオーナーの蔵書をご自由にお読みいただけます。 また、2階レンタルスペースは様々なイベントでご利用いただいております。



 

PaPiTa MuSiCa(パピータ・ムシカ)


ラテンアメリカ音楽を研究する西村秀人とアルゼンチン在住経験を生かし「旅の指さし会話帳40アルゼンチン」の著者で南米音楽・文化紹介をライフワークとする谷本雅世のユニットです。

タンゴ/コンテンポラリー・フォルクローレ/ジャズなど、アルゼンチン/ウルグアイ/ブラジルなど南米音楽にまつわる様々な執筆・講演活動を行っています。音楽解説・ライナーノーツ執筆・インタビュー・スペイン語通訳・歌詞大意訳 映画紹介・南米カルチャー・人と文化・観光スポットと旅や食などがテーマです。

これまでリリアナ・エレーロ・日本ツアー&講演会[ツアー全体のサポート]、パブロ・シーグレル名古屋公演&講演会[主催]、カルロス・アギーレ名古屋公演&講演会[全面サポート]、中島ノブユキ&北村聡ドゥオ名古屋公演[主催]、松田美緒+ドス・オリエンタレス(ウーゴ・ファトルーソ&ヤヒロトモヒロ)名古屋公演[主催]、アグスティン・ペレイラ・ルセーナ日本ツアー2010[企画・招聘・主催]などを手掛けてきました。

2024年1月より、狛江FM(通称コマラジ)で毎週日曜日12:00~12:55の番組「PaPiTa MuSiCaの南米音楽旅行」を担当、タンゴ、フォルクローレ、ウルグアイ音楽など幅広く南米音楽を紹介しています。



 

Echizen Guitars


Sergei de Jonge氏に師事した後、

山梨県北杜市に工房を構え、ナイロン弦ギターとスティール弦ギターを製作している。



 

Carlos Moscardini Japan Tour 2024 

招聘:オフィスグリーン

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