清水悠 新作アルバム「K22517」
K22517 鏡のように砕け散る
風は瞳の中で自由になる
収録内容
「K22517」は清水悠の自作品を収録したアルバムで、ゲストに清水沙也果(アレイムビラ)を迎えた
アートワークは新進気鋭のアーティスト、Kusiyの作品
K22517
1.Mado no Kioku
2.Hitomi no naka de Kaze wa Jiyu ni naru
3.K22517
4.Ogurasawa
5.Cosmos
6.Jinji
7.Kagami no yo ni Kudakechiru
8.Natsu Yasumi (Parodia mecanica)
9.Nakatsu no Sora
10.Kenkon (A Hiroshi y Akira)
11.12192105
¥3,300 税込
購入方法
・ショップから購入
アルバムに寄せて
窓に入ると、あなたの住んでいた家や、想い出、子供の頃の夢が見える
それらは今、タンポポの綿毛のように飛んで、近く、遠くのどこかに根を張り、朝の雨とともに緑の野原に芽吹くだろう
窓に入ると、あなたの家で蝶たちが舞い、顔に化粧をし、香水をつけ、タバコを吸い、 たくさんの酒を呑み、K22517弦から音を感じる
窓に入ると、上ったり、下ったり、同じステップを踏む、同じ手すりを掴み、誰かが同じ空をみて、いつもの水を感じる
窓に入ると、誰かが大股で小川を渡り、つる性の植物が生い茂る丘に到着する
植物は家に彩を与え、孤独の中に居場所を与えてくれた
窓に入ると、収縮した金属の怒りに擦れて、壊れやすいガラスのように全てが落ちていく
窓に入ると、薪割りをした長い一日終え、天空の高原で鳴り響く旋律を書く休息の時間
旋律は鱗雲の高く、深く、安らぎと快適さを与えてくれる
窓に入ると、タバコの煙の跡をたどり、あの煙る三角形の山に向かうだろう
清水悠によるこのアルバムは、故郷の感情的で重要な記憶を呼び覚ますもので、それは彼の音楽の道を強固なものにしました
ご成功を祈ります、秩父の空気とともに
イルマ・オスノ 2024年4月、東京
ブロック塀の細道
皺だらけの真っ白な壁 珪化木
小さな煙突と ひどく鈍い音のする茶色の扉
大きな窓のざらっとした手触り 静脈
黒電話から聴こえる逍遥歌
光る魚の扉 恫喝するプロペラ音と百足の足音
木の階段 小さな窓に淡く揺れる 楽園の光 蔦
天井に吊り下がった折り畳み傘とシャンデリア
カビの香り 本たち ノートたち 数字たちを包むビロード
錆びついた階段 固定式青空
K22517 鏡のように砕け散る
般若 上町 小倉沢 中津の空
瞳の中で風は自由になる 12192105
清水悠 2024年5月、秩父
悠のギターは内側を見つめ、耳を傾ける。鳥、風、水の音も彼の作品の中で聞こえます。
それは東洋的でありながらラテンアメリカ的であり、古代的でありながら現代的であり、深くて誠実です。
アレイムビラと沙也果の手が翼を与えます。私たちを結びつける友情とこの音楽の美しさを祝います。
リカルド・モヤーノ 2024年、イスタンブール
A mi abuelo Hiroshi
Composed and Played by Haruka Shimizu
Played by Sayaka Shimizu (Arraymbira)
Artwork by Kusiy
Designed by Haruka Shimizu
Guitar Luthier Shunsuke Yokoo
Recorded mixed and mastered by Noritaka Yamaguchi
at STUDIO JOY Chichibu
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