2022年9月16日〜19日|清水悠×福井浩気 ギターデュオリサイタル「反射するイマージュ」公演レポート
更新日:10月11日
9月16日〜19日の4日間にわたって行われた Duo Criollo(清水悠×福井浩気)によるツアーが、先日千秋楽を迎えました。清水の故郷である秩父での公演から始まった「反射するイマージュ」は、清水が現在拠点を置く所沢、福井が拠点を置く神奈川を経て、最終日は東京。全 7 公演を騆け抜けた。

清水の得意とするアルゼンチンフォルクローレと、福井の得意とするアルゼンチンタンゴを中心としたプログラムは、結成から 4 年となる彼らの活動の原点である「ギターデュオ」の新たな可能性を追求した意欲的な試みでした。Duo Criollo としてコンサートツアーを行うのは初めてです。二人だけで演奏するフルプログラムのコンサートは、意外にも 2019 年のコンサート以来だといいます。

二人に共通するのは、クラシックギタリストでありながらインプロヴィゼーションやピックを使った演奏、力強い音色を躇躊なく取り入れていることでしょう。彼らの音楽はアルゼンチンのギタリスト達のような生命力と迫力ある演奏で会場を盛り上げ、またある時はクラシックギターの繊細で美しい音色で包み込む。哲学的で静かに燃える清水の演奏と、感情的で生命力に溢れた福井の演奏は、はっきりと対比され聴き飽きることがありません。

公演のプログラムは1時間〜1時間半の間に、その場で選曲していくスタイルのライブでした。各回ごとに違ったコンサートとなりました。
今回のツアーについて、MCで「再出発」という言葉が多く挙がっていました。二人でソリストの伴奏をする機会が多くなっていましたが、彼らの原点はギターデュオ。結成から 4 年、成長してきた彼らが再びデュオという原点に向き合い、年内には待望のレコーディングを予定しているそうです。これからの活躍が一層期待されます。





